お守り結納

お守り結納 (ご婚礼祈念品)
子供のお祝いの行事は、お七夜(命名式)からはじまり、お宮参り、お食い初め、初正月、初誕生、初節句や七五三、成人式など節目、節目にあります。
その中で婚礼儀式はその子供が生涯を共にする相手をみつけ、新しく家庭を築いていけるようにとご両家で祈念しお祝いする締めくくりの行事です。そして結納式は婚礼儀式の中で一番初めに行われる最も重要な儀式となっています。
最近はその意味を知らず、ただ単に相手に負担をかけないようにとか、面倒くさいとかの理由で結納式を省かれる方も見受けられます。
また、結納式で使われる鶴亀松竹梅のそれぞれの意味を知らずに飾りも必要ないと言われます。 例えば、お節句のお祝いの時にひな人形や鯉のぼりがなかったとしたら物足りないと思う方も多いと思います。結納式に鶴亀松竹梅の水引がない事はそれと同じ事なのです。
縁起の良い水引で作られた鶴亀松竹梅のお飾りには子供たちが子宝に恵まれて家が栄えて、末永く幸せに暮らしていけるようにとの親の願いが込められています。
確かに相手に負担をかけまいとする気持ちは大切ですが、結納式はお金を渡す儀式ではありません。結納式は縁起の良い鶴亀松竹梅のお飾りに祈りを込めて、ご両家の親様が同じ気持ちで自分たちの子供が幸せになるようにとお祝いする儀式です。現に結納金がなくてもお飾りだけで結納式をされる方もいらっしゃいます。
当店のご婚礼祈念品は「お守り結納」として、お二人が子宝に恵まれ幸せになれるようにと願いを込め、鹿児島県の霧島神宮より拝受いたしましたお守りをお付けいたしております。もちろん自分たちが、お互いを大切にし、幸せになれるようにという気持ちで準備されても良いと思います。
また、ご婚礼祈念品に使用している鶴亀松竹梅の縁起物は毎年お正月に飾れるような品です。結納に使わなくてもそれだけを飾りたいという方もいらっしゃいますが、当店ではお二人の誓いのメモリーとして毎年お正月に飾っていただき共に白髪の生えるまで仲良くしていただければと思います。また更に自分たちの子供が同じように歩んでもらえたら嬉しい限りです。

2019年05月31日