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サイト管理人のブログです。

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ブログ始めました

ホームページを一新しました。
見やすいホームページ、わかりやすいホームページを作ろうと思っていますが、何しろ独学です、ブログ欄も作り、何かの情報を発信していければと思います。宜しくお願いいたします。なお、フェィスブックには当店のページもございます。宜しければそちらもご覧ください。 「結納司さねまつ」です。

2016年04月10日

熨斗袋について

結納講習会の時に紅白の水引のかかった金封の事を何と呼ぶのか質問します・・・お客様からの答えは「熨斗袋」が一番多いです。次に黒白の水引のかかった金封の事を質問します・・・すると、答えは「香典袋」が一番多く、たまに「黒の熨斗袋」と言われます! なぜ熨斗袋と言うのか、それは右の上に「熨斗のし」(黄色いもの)が付いているからです。熨斗はお祝い品につける物で仏事用には熨斗はつけません。また、お見舞いの時もお祝い事ではないので熨斗はつけません。

ちなみに、日本では金品を贈る時は必ずと言っていいほど、印刷であっても水引をかけて贈ります。これは水引をかけたものは「清らかで真心のこもったものです」という意味で日本の美しい伝統文化です

 

2016年04月10日

儀式作法・・・

「婚礼儀式」は人生の中で重要な意味を持つ儀式です。

しかし、結納を贈る側も、受ける側も、どうすればいいのか分からないという方が多いようです。

その結果、結納儀式を簡単に済ませたいというお考えの方も多く、後から娘さんの為にきちんと受ければ良かったと思われるお母さんの声を多く聞きます。

結納儀式は自分の息子の嫁にその女性が良い伴侶であると、男性側の親様も認める儀式でもあります。

逆を言えば、結納を貰えるという事は、男性本人はもとより、男性側から慶んで迎えられると言う事で、こんな幸せな事はありません。また、新しく家庭を築いていく二人が永久に幸せに過ごせるようにと御両家でお祝いする行事です。その大切な儀式を、やり方が分からないという理由でやめてほしくないと思っています。

儀式作法については様々な流派があって若干違ってきます。しかし、その本質は相手を不快な思いをさせない、相手に恥をかかせないという事だと思います。その気持ちで相手様を迎えたら大丈夫だと思います

当店では結納の納め方、受け方から簡単な儀礼作法まで、無料で結納講習会を実施していますので、当店の結納品を購入でないお客様も遠慮なく参加してもらい、安心して結納式を迎えて貰ったらと思っています。

ちなみに、今年の4月より、私の息子も納品の時に儀式作法についても丁寧にご説明できるように礼法教室の研修に小倉の方まで行っております。

2016年05月14日

水引小物教室

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数年前から当店と武雄で水引教室とマナー講座を交互に行っていました。周知不足か、1~2名の方が受講されている程度でした。習いたいという方がいらっしゃたので、時間帯を仕事を終えてから参加できる夜の7時に変更したところ5名の方が来られ、これからまだ増えていきそうな感じです。

その中の一人が、2年ほど前にマナー講座を受講され、それから水引に興味を持たれたそうです。

結納の意味はもちろんの事、なぜ結納品が水引で出来ているのかを知っていただくために、水引小物を通じて、和の心、日本人の思いやりの心が伝わればいいなと思っています。

佐賀の方でも問い合わせは頂いておりますので、人数が少し集まれば教室開きますよと話しています。もし、興味がございましたらご遠慮なくお問い合わせください。

2016年07月24日

結納はなぜするの?

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最近たまに「結納って流行らないですね?」という言葉を聞きます。
私たちにとって、大変残念な言葉です、しかし、はっきり言って、「結納儀式」はスマホのゲームなどとは違い、流行りものではありません。「結納儀式」は古くから伝わる儀礼です。その礼を知らないか、知っていても無視する方がされない方で、儀礼の重さを感じられている方はきちんとされています。
それでは、結納の儀式とは何でしょうか?
結納(納采の儀)は日本書紀にも記述されています。ご存知のように日本書紀は宮廷が内外に日本の歴史やあり方を示された書物です。その中に記述されている事は重要な意味を持つと考えられます。
その意味とは、天皇家が代々と続いているように、日本国民も先祖代々の血を大切にし、子々孫々までに伝えるようにとの意図が含まれています。また、儀式を通じて両家の絆を強くする意向が見えてきます。
最近の結婚は、個人の意思を尊重した物が多くなり、その裏に隠れている家と家の結びつきが軽く見られているようです。そして、結婚とは本人同士が幸せになる事だとされています。勿論一番大切な事だと思いますが、この事が現在の3組に1組という離婚率が示すように、本人同士の結びつきが無くなれば簡単に別れ安いという一因になっていると思います。
今、このような現状に気づかれ結納儀式が見直されてきているようです。
結納儀式は、男性本人だけでなく、男性側の親も、嫁いでくる娘さんを慶んで迎え、嫁がせる親様への感謝を表す儀式です。また、神聖な水引飾りで象られた縁起の良い鶴亀松竹梅を添えて贈る結納の品々は男女両本人、ご両家の末永い幸せを祈念するものです。そして、この両家の親様が表に出る事で親様同士の信頼が深まり、絆を強くすると思います。
結納品の大きさや形などは流行りがあるかもしれません、でも結納儀式は、正式な結婚をする為の最初の婚礼儀式です。堅苦しいかも知れませんが、やり直す事の出来ない大切な儀式です。ぜひ、ご両家の皆様で、慶んで男性側に迎えられる娘さんと、幸せな家庭を築いて行く若い二人をお祝いしてもらいたいと思います。

2016年08月04日
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